脚本の中園ミホさん

キャスト紹介

西郷どんの脚本家・中園ミホさん。今まで「ハケンの品格」「外科医・大門未知子」「花子とアン」など人気のドラマの脚本を沢山書かれた才能ある美人脚本家。

美女に厳しい林さんが認めた方(笑)


西郷どんの原作「西郷どん!」の作家・林真理子さんと脚本家・中園ミホさんの対談をテレビで見たのはもう4、5年前でしょうか?中園ミホさんの書かれたドラマと林真理子さんのエッセイと小説のファンだった私は一生懸命見ていたのですが、初めて見た中園ミホさんの美しさに驚きました。「才能もあって美女」ってズルいです(笑)

 

林真理子さんはそれまでのエッセイで「働く女性への男性達の美醜による不平等」や「美人というだけで色々な職業で男性に引き立てられて、いい目を見る女性」の事をボロクソに書かれていたので、逆に美人の中園ミホさんと仲良くされているのは、中園さんは本当に才能があり、林さんも認める脚本家さんなんだと思いました(笑)

 

対談の様子を見ていて、林さん中園さん、それぞれが相手の才能を評価し認め合っているのがハッキリわかりました。それまでも「anego(2005年)」「下流の宴(2011年)」などのドラマで原作と脚本家としてお仕事をされていたお二人。またお二人とも日本大学芸術学部卒、コピーライター出身。

 

対談の時は中園ミホさんが脚本されたNHK朝の連続テレビ小説「花子とアン」の時期で、ドラマに出てくる主人公・村岡花子の親友、葉山蓮子のモデル、歴史でも有名な柳原白蓮の伝記小説、「白蓮れんれん」を林真理子さんが書いていた縁もあって「白蓮れんれん」が「花子とアン」の参考文献?となり仕事的に関わりがあった時期でした。

 

対談の時のお二人の仲の良い、お互いリスペクトされている雰囲気からお二人は将来、また一緒にお仕事をされるのでは?と感じましたが、それがNHK大河という大きなお仕事になるとは!

 

「西郷どん」の原作を林真理子さんが、脚本を中園ミホさんが担当されることを知った時にかなり面白い大河になる!と思いました。時代考証の磯田道史さんはお二人の歴史の先生でおられるようですが、NHKの歴史番組で拝見する磯田先生のお話も面白いですよね。この3人が手を組んで面白くないはずがないw

NHK大河ドラマの脚本

脚本家・中園ミホ さんの脚本は「当て書き(あてがき)」だと聞きます。当て書きとは、役者さん本人の性格や雰囲気から登場人物を作る、俳優さん、女優さんありきのやり方。「真田丸」の脚本家・三谷幸喜さんもそうでしたね、三谷さんは舞台の再演などで役者さんが変更された時にはその都度脚本も改訂されるという事でしたが。

 

今回、西郷どんでキャストが変更された事がありましたが、それに合わせて中園さんも脚本の中身をもう一度見直したりされたのでしょうか?キャストが変わると、頭で考えていたドラマのイメージやセリフ、シーンも違ってくる気がします。

 

NHK大河の脚本は他の脚本以上に大変な気がします。たとえばNHKと民放の違い、NHKの規範を守ること、大河の舞台となった地元の期待、西郷隆盛、大久保利通など歴史上の英雄を書くプレッシャーとか・・その上で皆んなが面白いと思うドラマを作らなくてはいけない。

中園ミホ さんの脚本家としての経歴

中園 ミホさんは東京都中野区出身。広告代理店、コピーライター、四柱推命の占い師を経てシナリオライターになられました。

 

中園 ミホさんの略歴を調べると、10代でお父様、お母様お二人とも病気で亡くされ、若いうちから沢山のお仕事を経験され、30代ではシンブルマザーになられ、仕事をしながら男の子を育てて・・ドラマの主人公の様に起伏に飛んだ人生。さまざまな苦労をされたのでしょうね。

 

私は中園さん脚本のドラマでは一番「ハケンの品格」が好きです。主人公・大前 春子役の篠原涼子さんとクルクルパーマの大泉洋さん。このドラマも当て書きされたのでしょうか?

 

他に「やまとなでしこ」「スタアの恋」「外科医・大門未知子」・・とにかく書き出せないぐらい・・私は中園 ミホさんのドラマにかなりハマっていたのを自覚しました(笑)

 

中園 ミホさんの脚本は役者さん同志の掛け合いの妙。西郷どんでは特に西郷吉之助(キャスト:鈴木亮平)と幾島(キャスト:南野陽子)のシーンを楽しみにしています。

中園ミホさんのプロフィール

中園ミホ先生、西郷どんの50話の台本とても大変だと思いますが、せごどん大河制作スタッフさん、原作の林真理子先生、時代考証 の磯田先生、原口泉先生、大石学先生・・皆様に助けて頂いて一年間、体に気をつけられて頑張って下さい。楽しみにしています(人´ω`*)♡

<西郷どん制作スタッフ>
・脚本家:中園ミホ(なかぞの ミホ)
・本名:中園 美保
・生年月日:1959年(昭和34年)7月16日
・出身地:東京都中野区
・学歴:日本大学芸術学部卒

 

・作品:「ハケンの品格」「外科医・大門未知子」「花子とアン」「Age,35 恋しくて」「不機嫌な果実」「コールセンターの恋人」「はつ恋」「Dr.倫太郎」「トットてれび」他

 

・受賞:放送文化基金賞 脚本賞、橋田賞、向田邦子賞、東京ドラマアウォード2015 脚本賞 他

 

・著書:「恋愛大好きですが、何か?」「売れる小説の書き方。」「ぐーたら女の成功術」

 

・追記:インタビューやテレビ出演での中園さんの心に響く数々の言葉・・中園語録–「自分の足で立つ女をいい女と考える」「困難と思われる出来事も、勇気をもって挑戦して」「夢や希望を描くのがドラマの仕事」

 

⇒ 原作の林真理子さん

⇒ 登場人物とキャスト紹介

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