第13話「変わらない友」の感想

感想

安政の大地震で篤姫(キャスト:北川景子)の婚礼道具が壊れ、西郷吉之助(キャスト:鈴木亮平)は斉彬公(キャスト:渡辺謙)に命じられ、1年で全ての道具を新しく整える事になりました。

第13話「変わらない友」の感想

安政3年(1856年)11月11日に篤姫は将軍家に嫁ぎます。篤姫と夫となる将軍・徳川家定(キャスト:又吉直樹)の初合わせは面白かったですね。

 

大奥の豪華なセットが気になりますが、私が年末鹿児島に行った時には大河「篤姫」のセット、小道具を維新ふるさと館で、衣装は歴史資料センター黎明館で見れました。今後、西郷どん 大河ドラマ館でもそうしたセットや説明パネルが見れるかも知れませんね(興味ある方は博物館は時期により展示が変わると思うので調べてから行って下さい)

 

吉之助は篤姫の輿入れを果たし、3年4ヶ月ぶりに帰郷します。弟の西郷吉二郎(キャスト:渡部豪太)は西郷家の借金を返そうと苦労しているのに、兄を心配させない様に気をつかっていますね。

 

妹の琴(キャスト:桜庭ななみ)は市来正之丞(キャスト:池田倫太郎)のもとへ嫁ぎましたが、実家を心配して夫と一緒に手伝いに来ています。そして下の妹たち、お祖母さま、安定の熊吉(キャスト:塚地武雅)。変わらない温かさが嬉しい西郷家。

 

そして吉之助は友達たちと久しぶりの再会をします。良いも悪いも変わらない仲間たち。また斉彬公も弟の島津久光(キャスト:青木崇高)に「お前も変わらねばならぬ」と言っていましたね。

 

日本を狙っている外国勢がこれから沢山くるという大きな焦りがある斉彬公、吉之助らと一般人との意識の違いを感じました。第13話の題名は「変わらない友」。悪くとったら「変わらない友」とは成長していない、意識が変わっていないという悪い意味もあるかも知れませんね。

 

そして吉之助と正助。最初、正助が激高した気持ちがよくわかりませんでした(今も半分はわからないままです、笑)。吉之助の気持ちはありがたいのでは・・?男同士のライバル心やプライドがあそこまでの怒りになったのでしょうか?

 

とにかく正助の新妻・満寿(マス)のおかげもあり、2人が一緒に熊本に旅立ったのは良かったです。吉之助と正助、2人がそれぞれを思って山道で再会したシーンはとても良い場面でしたね。

正助の妻、大久保満寿

今回、阿部正弘(キャスト:藤木直人)が亡くなり、京都の公家の近衛忠煕(キャスト:国広富之 )と僧の月照(キャスト:尾上菊之助)。そして大久保正助の妻、大久保満寿(キャスト:ミムラ )が初登場しました。

 

正助の父・大久保次右衛門(キャスト:平田満)が嫁になった満寿(キャスト:ミムラ)のことを「満寿は過ぎた嫁じゃ。正助の心の内や未来まで見通している。怖かおごじょじゃ この嫁が。」と言っていましたが、嫁いですぐあんな風に旦那さんの為に動けるなんてすごいですね。

 

愛と強い心がないと出来ないですね。これから女優・ミムラさんが演じられる大久保満寿のシーンも楽しみです。

篤姫との再会は?

今回篤姫が徳川家定に嫁ぎ徳川幕府の御台所となり、淡い恋心が芽生えた吉之助と篤姫もお別れとなりました。西田敏行さんのナレーションでは「次に2人が会うのはずっと先。それは江戸城を落とすか守るか。劇的な再会となるのです」とありました。

 

江戸城無血開城の時期だとしたら再会は12年後ぐらいになりますね。その間に大きな出来事が山程あって(案外時間的にはそこまで長い時間でないと思ったり)。2人が劇的な再会をするとしたらとても楽しみなことです。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!第13話「変わらない友」の感想でした。次の第14話「慶喜の本気」の感想もお願いします。

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