第26話「西郷、京へ」の感想

感想

冒頭で第12代薩摩藩主島津茂久(しまづ もちひさ)役の長田成哉さん、岩倉具視役の笑福亭鶴瓶さん、勝海舟役の遠藤憲一さん、坂本龍馬役の小栗旬さんが初登場!

第26話「西郷、京へ」の感想

それぞれの初登場の印象は、島津茂久は父に似合わず優しそう、岩倉具視役の笑福亭鶴瓶さんの京都弁?関西弁?に笑い、小栗旬さん演じる龍馬さんの低い声に驚きました。そして2016年大河ドラマ「真田丸」で上杉景勝役を好演した遠藤憲一さんの強面な勝海舟。龍馬と勝海舟は師弟の間柄ですね、彼らが鈴木亮平さん演じる西郷吉之助とどう関わっていくか楽しみです♪

 

そして前回から「西郷どん」に出てくる革命というキーワード。西郷隆盛はナポレオンが好きだったので、維新を革命と考えていたかもしれませんね。その考えでせごどんのドラマも廻っていくのでしょうか?

 

沖永良部島から帰った吉之助は薩摩藩の殿にすぐ会い、西郷家では家族と仲間に再会します。そして海老原重勝の妻となった岩山 糸(キャスト:黒木華)とも薩摩城下で再会。そしてすぐ村田新八(キャスト:堀井新太)と一緒に京へ向かいます。京の鍵屋では虎(キャスト:近藤春菜)と再会。この流れで吉之助が沢山の人に慕われて、頼りにされている事を再度思い出しました。

 

そして親友、大久保一蔵(キャスト:瑛太)との再会。吉之助に「おはんにしかできんこつを頼みたい、(孤立しそうな)薩摩を救って欲しい」と頭を下げる一蔵。それに「分かった」とすぐ笑顔で応える吉之助、変わらない友情・・・。長く話し合いをしなくてもわかり合えるツーツーな二人。二人の友情も久しぶりに見れて嬉しかったです。(大久保どんの畳回しも良かった、吉之助に見られて落ち込んでいる大久保どんが可愛かったですw)

 

今回、結局薩摩の国父さま、島津久光 (キャスト:青木崇高)は薩摩に帰ってしまいましたが、一橋慶喜に口で負けて泣く、久光の泣き顔は最高でした(笑)

久しぶりのヒー様

久しぶりのヒー様こと一橋慶喜(キャスト:松田翔太)。京では参預会議で名だたる諸侯、薩摩国父・島津久光、土佐藩主・山内容堂(キャスト:大鷹明良)、会津藩主・松平容保(キャスト:柏原収史)、宇和島藩主・伊達宗城(キャスト:長谷川公彦)、福井藩主・松平春嶽(キャスト:津田寛治)などの諸侯の前で平然として、ひとりで諸侯を転がす。カッコ良かったです。

 

今回見ていて思ったのは、難しい場面では逃げるのが信条のヒー様が案外、義理堅いなと思ったことです。今まで会った人々(橋本 左内、島津斉彬公など)の思いも忘れていないし、愛したおよし(ふき)(キャスト:高梨臨)を側室として側においている、そして一橋慶喜の実家、水戸徳川家・水戸藩は幕府の御三家にして勤王の家ですが、孝明天皇(こうめいてんのう)と対面した慶喜は「畏れながらこの一橋慶喜、一身に代えて天皇(すめらみこと)の御憂いを晴らし奉りまする。」と言っていましたね。立場的にその言葉を守ったり、実行するのは今後辛くなっていくと思いますが・・。

 

私としてはふきどんがヒー様の側にいて嬉しかったです。そして吉之助と慶喜の関係ですが、立場は全然違う二人ですが、それぞれの実力を認めている関係ですね。信頼もしていると思うのですが、26話の後半に慶喜付きの平岡円四郎(キャスト:山田純大)が慶喜の身代わりで倒れてから慶喜の様子がおかしくなりましたね。胸にいちもつがありそうな笑顔を吉之助に向けていました。開国か攘夷か・・将軍後見職の立場はストレスマックスですね。ヒー様じゃなくても逃げたいし、隠れたい・・せごどんを観ていてこの状態に耐えられる人はいないのでは?と思いました。

 

「守るべきものは民でございます」と慶喜に言った吉之助。攘夷、開国、主義、思想・・様々な考えよりも深い根本は・・。今でも一番大事にしなければいけないものは人々の幸せと平和ではないかと思いました。

西郷家でみんなと再会

西郷家は吉之助が島に流されている間に状況が変わりましたね、借金のために家を売り、ばあさまも亡くなり・・西郷吉二郎(キャスト:渡部豪太)や琴(キャスト:桜庭ななみ)、熊吉(キャスト:塚地武雅)たちの苦労がしのばれます。小さかった西郷従道(キャスト:錦戸亮)と西郷小兵衛(キャスト:上川周作)は大きくなり若侍になりました。

 

吉之助の友人の大山格之助(キャスト:北村有起哉)と海江田武次(キャスト:高橋光臣)は吉之助と再会出来て泣いていましたね。寺田屋騒動、生麦事件、薩英戦争と大変でしたが、今回ひさしぶりに海江田の軽口や二人の笑顔が見れて良かったです。

長州と薩摩

長州と薩摩の藩主・毛利と島津は同じ外様で関ヶ原合戦では同じ西軍。徳川政権への気持ちも同じ。幕末までは仲は悪くなかった気がしますが、吉之助が島にいる間に京では「八月十八日の政変」が起こり薩摩藩と会津を恨んでいる長州。今回、往来の場面でおこもさんが映っていましたが長州の桂小五郎でしょうか?気になりました。

 

最後までお読み頂きありがとうございました!第26話「西郷、京へ」の感想でした。次の第27話「禁門の変」の感想もお願いします。

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